ホテルの仕事を知ろう | HOTERES新卒情報 2026

ホテルの仕事を知ろう

宿泊部門

ホテルの根幹ともいえる客室販売と、主として宿泊客の接遇を担当する。この部門に従事するスタッフには、明るくさわやかな接客マナーはもちろん、他セクションよりも特に語学力が要求される。

フロントクラーク

ホテルのフロントオフィスでは、大きく分けて以下の4 種類の業務を担当している。
①宿泊のお客さまのチェックイン、チェックアウトの手続き
②宿泊予約
③インフォメーション
④キャッシャー(会計)
チェックインからチェックアウトの間に発生する様々な手続きを担当しているほか、お客さまの好みや滞在中の出来事といった情報の記録・管理をする。また、予約のタイプから部屋割りを決めるアサインや備品の手配などを行う。数ある条件を考慮しながら、着実に事務処理を進める能力が求められる。
「何かあればまずフロントへ」と考えるお客さまも多く、フロントクラークはホテルのすべてを知っておく必要がある。どんな質問にも的確な返答をしなければならない。
大規模なホテルは宿泊予約係を専門に置いているが、中小ホテルでは兼任制のところも多い。また、宿泊予約が独立しているホテルでも、夜間はフロントが業務を引き継ぐ。フロントで次回の予約をするお客さまもいる。
貴重品預かり(セーフティボックス)もフロントの業務の一つ。会計でも大金を扱うので、お客さまから信頼される場所であることが重要。フロントクラークはまさに、多忙を極める事務作業をしながら、笑顔を絶やさずに仕事をするプロフェッショナルといえる。

ベル

館内のお客さまを呼び出すとき、ベルが「ページボード」と呼ばれる案内板に名前を書いて歩き回るのだが、そのボードにお客さまの注意を引くための鈴が付いているため、こう呼ばれるようになった。
宿泊のお客さまの荷物をお持ちして、フロントや客室までご案内をする。新聞のお届けやお客さまの荷物を一時的に預かるのもベルの仕事。
ホテルの中を縦横無尽に歩き回ることが多いため、他部署との関わりも大きい。ドアマン、フロントとの連携プレーが大切で、いつもフロント周辺やロビー全体の動きに目配り、気配りをしていなければいけない。
大型のグループがチェックイン、チェックアウトするときには、ベルはお客さまの誘導、荷物の部屋入れや預かりで忙しくなる。特にチェックアウトの際には短時間でたくさんの荷物を運び、バスへ積み込むため、スピードと正確さが要求される。万が一にも間違いが起こらないよう、ベルがしっかりしていないとホテル全体の信用に傷が付いてしまう。
人が大勢集まる場所にはいろいろな人間ドラマがあり、事務系の部門ではなかなか体験できない“現場”ならではの面白さがある。
ベルでずっとキャリアを積むのも一つの考え方だが、実際はほかの部門へのステップになっている場合が多い。ベルはホテリエの第一歩として経験しておきたい大切な仕事だ。

ゲストサービス/ドア

車で来館したお客さまのドアを開け、安全かつスムーズに館内へとご案内する。
大きな宴会場を持つホテルのドアマンは、「黒塗り」と呼ばれる高級車や、ハイヤー、タクシーなど、一度に数百台の車を扱うことも。
ホテルをよく利用するお客さまの顔、名前、会社名や役職、車種、車のナンバーなどをしっかり頭に入れておくことも大切。中には、リピーターの車種と車番を1000台分以上暗記しているドアマンも。接客は短時間だが、ホテルで最初にお客さまを迎える重要な仕事。
ドアマンは、玄関に立ってドアを開けるだけではない。時と場合に応じて、素早い判断力が求められる。宴会が多いなど、玄関が混雑する日は、いかにスムーズにお客さまを館内にご案内できるかがドアマンの腕にかかっている。事故を起こさず、限られた駐車スペースを有効に使うために、必要不可欠な仕事だ。
また、VIPなどはチェックインをカウンターではなく、部屋にご案内してから手続きをすることもある。この場合、ドアマンのインカムによる連絡で、フロントやベルがスムーズに動ける。ドアマンがいかにそういうお客さまをフォローできるかがとても重要だ。
ドアマンはお客さまが最初に接するホテリエであるため、ファンがつくことも。老舗ホテルの名物ドアマンになると、その人柄に魅かれてホテルを利用するケースもある。そこまで極めれば、ドアマンの頂点といえるだろう。

コンシェルジュ

コンシェルジュは、ホテルの何でも屋。スポーツの観戦チケットから新幹線の乗車券や航空券の手配、館内外にあるレストランの予約、観光案内、ビジネスサポートなど、その仕事は多岐に渡る。欧米では、コンシェルジュに頼むと満席になった公演のチケットが取れるのは当たり前。よって、日々様々な施設に足を運び、地元と密着し、各方面で強力なつながりをつくっておく必要がある。
お客さまのいろいろなリクエストに対して、コンシェルジュは広い知識とアイデアで応えていくことをモットーとしている。お客さまから聞かれたことをただ提示するだけでなく、より良い方法や、代替手段を提案することもある。お客さまのリクエストに対し、常にいくつかの選択肢を提示できるよう、あらゆることを知っている情報通でなければならない。情報は常に変わっていくので、コンシェルジュの仕事にゴールはない。知識の幅が広がるとお客さまにとって頼りになるスタッフとなり、ホテルのブランド力を上げることもできる。
コンシェルジュは、横のつながりが強いのが特徴。「レ・クレドール」という世界的なコンシェルジュ会員組織があり、定期的に勉強会を開いたり、お互いのお客さまのケアをし合ったりする。会員になると、ホテルを越えた信頼のおける仲間として世界中で認められる。一流のコンシェルジュになるためには、こういった広い人脈も必要だ。

ハウスキーピング

客室係とも呼ばれ、客室の清掃・管理を担当する。満室の翌日などは、一人で10部屋以上の清掃を担当することも。バスルームを拭き上げ、重いベッドを持ち上げながらベッドメイキングをし、ちり一つ残らないよう掃除機をかける。まさに縁の下の力持ち。このほかにもランドリーサービス(お客さまのクリーニングの手配)や備品の貸し出しも行う。
清掃は外部の業者に委託しているホテルも多く、正社員は清掃された部屋の最終確認を行い、客室がきちんと準備されたかをチェックするインスペクションという役割を任される。
毎日商品として販売するために、前のお客さまが残したゴミや汚れはもちろん、気配や臭いも残らないよう、元の状態に戻さなければならない。シワ一つないベッドメイキングの仕上がりを確認するためにコインを一枚落として、きちんと跳ねるかどうか確認することもある。ベテランのスタッフは、このベッド一つをものの数分で仕上げる。まさに職人技の世界だ。
チェックアウトからチェックインまでの短い時間、あるいは連泊のお客さまが外出しているわずかな間に、手早く客室を清掃しなければならない。これは想像以上に忙しく、大変な作業。だが、ハウスキーピングがいないと、客室という主力商品が販売できなくなってしまう。ホテルで仕事をするなら、一度は経験しておきたい重要な仕事だ。

宿泊予約

電話、ファックス、メール、ウェブサイト、旅行代理店などいろいろな窓口から入ってくる宿泊の予約を一括管理。相手先は個人のお客さまの場合もあれば、団体の幹事役の人、旅行会社の担当者など様々だ。
難しいのは予約のコントロール。客室は時間と空間を販売するものなので、むやみに予約を受けるわけにはいかない。客室の数以上に予約を受けてしまうと、ダブルブッキングといって二重契約にも匹敵するルール違反。
また、過去の実績や予約の伸び率などを見ながら客室の需要の予測を立て、販売時期や販売価格を調整する。これをレベニューマネジメントという。数が限られた客室という商品から最大限の売り上げを上げられるように予約を取ることが求められる。同じ客室でも予約時期や予約経路によって料金を変え、できる限り高単価で満室を目指す。
予約の問い合わせでは、その都度空室状況や料金を確認し、質問にも答える。予約確定後は、間違いないか宿泊者名や連絡先、到着時刻などを聞き、予約システムに入力する。
また、予約時にケーキや花束の手配を頼まれることもある。記念日にホテルに宿泊されるお客さまは多く、毎日が誰かの記念日と言っても過言ではない。ちょっと特別な一日を過ごすための、最初の接客にあたるのが宿泊予約課。事務的な処理も多いが、きちんとお客さまの要望に応えられたときの喜びも大きい。

オペレーター

外線・内線に関わらず、ひっきりなしに鳴り続ける電話に対応する声のサービス。
「レストランの予約をお願いしたい」「宿泊客に電話をつないでほしい」「迷子になってしまったのだけど、どうやってホテルまで行けばいい?」など、その質問内容は幅広い。必要があれば関係部署に取り次ぐが、出来るだけその場で即答できるよう、日頃から勉強を重ねている。外部からの電話だけではなく、宿泊のお客さまからの国際電話の申し込みや、夜間はモーニングコールの依頼も多い。
対面接客だとジェスチャーなどで通じる内容でも、オペレーターは声だけで説明するため、いかに分かりやすく説明できるかが腕の見せどころ。相手や状況に応じて、臨機応変に対応できる柔軟さと機敏さが必要となる。
声の調子を整えておくことも重要。誰しも気分のすぐれないときは声が沈みがちになるが、オペレーター業務では通用しない。電話の横に鏡を置き、自分の表情を常にチェックするという人もいる。声にも“表情”があり、伝わってしまうものだという意識が必要だ。
いくらインターネットやE メールが普及しても、通信手段の主役はやっぱり電話。ホテルでも、電話がなければ仕事にならない。そこに、テレフォン・オペレーターという役割の重要さがある。単なる電話交換手ではない。声と話し方だけでホテルのイメージを代表する、プロの姿勢が求められるのがオペレーターだ。

料飲部門

料飲部門は、時に日本のホテルで、レストラン部門として狭義に扱われることがあるが、本来、レストラン部門、宴会部門、調理部門を包括する。料飲部門に従事するスタッフは、サービス、調理に関する高度な知識とスキル、およびお客さまを喜ばせることができるタレント性を要求される。

レセプショニスト

レストランの入口で予約を受けたり、ご案内を担当するスタッフ。会計業務も兼任している場合が多い。
お客さまをお迎えし、人数などを聞いて、席までご案内する。つまり、ウエーター・ウエートレスに引き継ぐまでの一連の流れを受け持つ。お店の第一印象が決まる重要な仕事。
特に気を付けなければいけないのは、常連のお客さまへの対応。相応のあいさつの仕方があったり、お気に入りの席が決まっていたりするので、個別に対応する配慮も必要だ。予約なしの突然の来訪でも、眺めの良い席や、落ち着く奥の席などに座れるよう配慮する。
もちろん、初めていらっしゃるお客さまでもしっかり要望を聞いて、ご希望にできる限り応えて差し上げる気遣いが必要とされる。静かな席がいいのか、窓側の席がいいのか、お客さまが置かれたシチュエーションに合った場所を判断しなければならない。また満席の場合も、いかに待ち時間を感じさせないかを考え、行動することが求められるポジションでもある。
通常、いわゆる出迎えだけでなく、席のコントロールもレセプショニストに任されている。予約がたくさん入っているとき、あるいは混雑しているとき、上手に席をコントロールして、なるべく大勢のお客さまに食事を楽しんでもらえるようにするには、センスも求められる難しい仕事だ。

レストランサービス/サーバー

メニューの説明、オーダーテイク、ドリンク・料理の提供など、食事がスムーズに進むようにお客さまの身の回りのお世話をする。料理の味付けや素材について聞かれることも多く、レストランで使っている食材や料理について深い知識が求められる。リピーターのお客さまに対しては、ビールの銘柄はもちろん、肉の焼き具合や塩加減など、好みをしっかり覚えた上でサービスすることも求められる。
キッチンとお客さまをつなぐのもサーバーの役目。食事の進行状況を見ながら次の料理を出すタイミングをシェフに伝えたり、お客さまの声をキッチンにフィードバックもする。
まずはバスボーイ(食器類の後片付けなど補助的業務を担当する係)を振り出しに、サーバー(ウエーター/ウエートレス)、ヘッドウエーター(ヘッドウエートレス)、キャプテン、レストランマネジャーというふうにステップアップしていくことが一般的。
歩き方、身のこなし、言葉遣い、料理・飲み物の運び方、置き方など、サービスの「技能」が必要とされる。ワインの注ぎ方一つとっても、洗練された作法がある。きっちりトレーニングを受け、現場経験を積んで、ようやく一人前になる。その基礎が出来上がってから、初めて分かるやりがいや面白さがあるのも特徴。この仕事には接客サービス業、ホテル業の基本中の基本がぎっしり詰まっている。

バーテンダー

カクテル、バーボン、ウイスキーなど、数百種類のお酒を取り扱う。各種カクテルはもちろん、ウイスキーの水割りも、バーテンダーの腕一つで味わいが違ってくる。
バーテンダーの仕事で一番大切なのは、飲み物を美味しく、そしてスマートに作ること。当然、自分の作ったカクテルなどを褒めてもらえるのは、最高にうれしい。何百種類ものカクテルのレシピを覚えるなど、酒類に関する知識と、それを実際に生かす技術を身に付けるためには、相当な勉強と訓練が必要だ。
また、バーテンダーは「接客」をともなう仕事。飲み物づくりのテクニックだけでなく、会話でもお客さまを楽しませることができなくてはいけない。ホテルのバーには、大企業の社長や政治家のような、日常生活ではあまり接点のない人物もお客さまとしてやって来る可能性がある。せっかく話しかけてもらっても、気の利いた言葉を返すどころか、何を言われているのか分からないのでは、あまりにも残念な結果に終わってしまう。だから、新聞や週刊誌も必読、テレビは必見だ。
ムード漂う間接照明の中、鮮やかなシェーカーさばきとスマートな身のこなしでお客さまにカクテルを提供し、二言三言の粋な会話をする、まるでドラマのワンシーンのような仕事に憧れる人も少なくないだろう。最近では女性のバーテンダーも増えている。

ソムリエ

ソムリエとは、一言で言うとワインの専門家。レストランでお客さまの好みや要望を聞き、料理との相性を考慮してワイン選びの手助けをする職種。
社団法人日本ソムリエ協会は、ソムリエについて、次のように定義している。
「ソムリエとはワインを中心とする酒類、飲料、食全般の専門的知識を有し、その仕入保存、在庫・品質管理、サービス方法等に留意し、個々のお客さまの求めに応じる。また酒類及び料理選択の際には適切な助言を行い食事内容を健全で豊かなものにし、かつ食事環境を清潔、衛生的で快適な雰囲気にすることを目的として、良質の物的・人的サービスの提供を行うことにより経営の安定化、及び飲食の快適性、安全性、文化性の維持向上を推進するものである。ワインを中心とする飲料のサービスに専門的に携わる者の職業」
資格としては、日本ソムリエ協会が認定する「ソムリエ/シニアソムリエ/マスターソムリエ」、全日本ソムリエ連盟 (ANSA)が認定する「ソムリエ/ワインコーディネーター/プロフェッショナルソムリエ」がある。
資格を取得するとブドウのバッチを協会から与えられ、それを胸に着けて仕事をする。専門職であり、非常にやりがいのある仕事だが、ワインや飲料、料理に関して、幅広く、しかも深い知識と、味を見極める舌の鍛錬が必要な仕事だ。

ルームサービス

ホテルの宿泊のお客さまが客室内で食事を楽しめるように、料理や飲料を、キッチンからワゴンで客室まで運び、サービスをするスタッフ。ラグジュアリーホテルでは24時間ルームサービスを提供するのがスタンダードとなりつつある。
まずオーダーテイカーが電話で注文を伺う。外国人のお客さまが多いホテルでは、英語でオーダーを受けることもある。見えない相手の英語を正確に理解してオーダーを受けるために、ヒアリング能力が必要だ。
料理や飲料の準備ができたら、サービススタッフがワゴンに載せ、客室まで運ぶ。キッチンから離れた客室まで運ぶ場合も多いため、おいしい料理をベストな状態で提供するにはスピードも求められる。
ラグジュアリーホテルでは、客室に料理を運んだ後、ワゴンをテーブルに作り変え、その上にテーブルクロスを敷いて、テーブルセッティングして提供することも多い。
朝食時や、注文が集中するときなどは、時間との戦いになる。そのためキッチンとの関係を良好にしておくことが、お客さまへのいいサービス提供につながるのだ。
料理を運び、セットをし、伝票にサインをもらってサービス完了となる。
サービススタッフは、客室というプライベートな空間に立ち入るからこそ、些細なことに気を配れる人が向いている。

スチュワード

スチュワードと聞くと、飛行機の客室乗務員を想像するかもしれないが、ホテルにおいては、食器などの洗浄、メンテナンス、在庫管理を担当する専門職をこう呼んでいる。
ホテルには、高価な銀器や漆器、グラスなどが数多く使われている。アイテム数は1000や2000にも上り、総額では2〜3億円にもなる。この大事なホテルの資産をきちんと管理し、破損を防ぐことが求められる、とても重要な仕事である。
一般的にはホテルの料飲部門に属するが、仕事の内容は管理部門的な性格が濃い。特に、繊細な模様の描かれた薄手の陶器や、傷つきやすい漆器、サビが出やすい銀器などは、洗い方、拭き方、管理方法などの特別な知識が必要だ。
スチュワードの仕事を「ただの皿洗い業務」と思っている人も多いが、決してそんなことはない。目立たない裏方の仕事だが、非常に奥深く、やりがいのある仕事である。
一般的なシティホテルでの一年間に破損する食器類(ブリケージ)の総額は、数百万円に上る。この無駄なコストをどれだけ削減できるかが、スチュワードの腕の見せどころだ。
スチュワード業務は専門分野であることから、外部の企業に委託する場合も多い。
業務は、食器洗浄、食器メンテナンス、インベントリー(数量を管理する業務)、ブリケージ・消耗品の管理などに分かれる。

調理

ホテル用語に、ACS(A:Accommodation、C:Cuisine、S:Service)というホテルの3大商品を表した言葉がある。これをお客さまに提供するのがホテルの仕事であるわけだが、三要素の一つに挙げられるほど、料理のクオリティーはホテルにとって重要なのである。
10以上のレストランが存在するホテルなどでは、総数で調理スタッフが300人以上いることもある。ここでは、ホテルの調理の職種を一つひとつ紹介しよう。
まず、ホテルの調理部門のトップ、リーダー役は、総料理長だ。料理の質、衛生管理、調理スタッフのマネジメントなど、全責任を負う重要なポジションである。調理技術だけでなく、マネジメント力やビジネス感覚、そしてタレント性なども求められ、優れた総料理長が総支配人を兼務するケースも出ている。
各レストランには、それぞれのキッチンのシェフがいる。シェフは現場に立つ責任者としてメニューに沿った料理を調理し、キッチンの運営、衛生管理、スタッフの指導にあたる。
宴会シェフは、一度にたくさんの料理を提供しなければならない宴会料理の責任者。料理技術以上に、マネジメント力が要求される。
そのほか、シェフの下で実際に調理をするコック、ソースを担当するソーシエ、肉類全般を一手に担当するブッチャー、冷製料理の担当であるガルド・マンジェ、菓子担当のパティシエ、パン製造のベーカリーなどの職種がある。

宴会部門

一般宴会および婚礼のサービス、予約手配を担当する。一般宴会の売り上げの大半は、セールス部門に負うところが大きいため、宴会部門が収益部門(プロフィットセンター)としての独自性を保つには、宴会セールスを含める必要がある。
このほか、一般宴会と婚礼とは、対象ターゲットがまったく異なるので、別チームに分割される傾向にある。

宴会予約

シティホテルの売り上げは大まかに、宿泊、料飲、宴会、そのほか(テナントや駐車場など)の4 部門で構成され、その比率は3:3:3:1とされている。
この中の宴会部門の売り上げは、さらに二つに分けられる。婚礼とそのほかであり、この「そのほか」の宴会をホテルでは「一般宴会」と呼んでいる。一般宴会には、パーティーや記者会見、社長就任披露パーティー、さまざまな会議、展示会などがある。
ここ10年でMICEという言葉がホテル業界で一般的になった。MICEとは、Meeting(会議・研修・セミナーなど)、Incentive(招待・視察)、Convention(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)の4つの頭文字をとった造語。数百人規模で大きな金額が動くビジネスゆえ、ホテルによってはMICE担当者を置くところもある。
では、宴会予約担当者の仕事はどのようなものだろうか。まず、セールスの担当者が承った一般宴会の予約を引き継ぎ、幹事のお客さまと準備を進める。会場レイアウト、料理の内容、進行など決めることは山のようにある。
打ち合わせだけでなく、見積書を作ったり、宴会で使う品物やサービスの手配をしたりと高い事務処理能力も必須だ。パーティー・プランニング、演出力も磨かれるやりがいの大きな仕事である。

ウエディングプランナー

ウエディングプランナーは、文字通り、結婚式のプランニングを担当する職種。挙式、ウエディングドレス、披露宴で提供する料理、演出、装花、招待状、引き出物などについて、結婚を控える二人の要望を聞きながら形にしていく。
一件のウエディングで200 〜500万円という大きな売り上げが発生するため、その分非常に重要な役割の仕事である。お客さまは一生に一度のセレモニーのため、妥協を許さない完璧な仕事を要求するし、また、新郎新婦だけでなく、両家の意向も聞きながら、当日までにすべてを決めて、準備を進めていかなければならない。失敗は許されない。責任は大きく、華やかでありながらもシビアな仕事と言える。
事務能力、段取り力、コミュニケーション力、交渉力、営業力、提案力などを持っている必要がある。そのため、ホテルにおいては新入社員がすぐにウエディングプランナーに就くことは少なく、2〜3年ほかのセクションで働き、その後に婚礼部門に異動となることが多い。
なお、ウエディングプランナーの仕事は、新規接客(来館されたお客さまに成約してもらう営業職)とプランニング職の二つに分かれる。この二つの業務を一人が担当するホテルと、別の人が分担するホテルがあるが、年間数百組も受注する大きなホテルになるとたいていが分担制で行われる。

宴会サービス

同じ空間でありながらも、披露宴会場になったり、記者会見場になったりと、毎日異なる表情を持つホテルの宴会場。
宴会サービスは、予約担当者の作成した指示書を基に、希望のスタイルに合わせて宴会場をゼロからセットアップし、当日のオペレーションとサービスを務める。
宴会は、一度に大勢のサービススタッフが必要になるため、実際のサービスに当たるスタッフは配膳人材紹介所からの派遣スタッフであることが多い。それに対してホテルの正社員は、彼らのマネジメントや、宴会の進行状況を把握しつつスタッフに指示を出す仕事に当たることが多い。
実際の宴会中は、料理を出したり下げたりするサービススタッフのほかに、全体をとりまとめるキャプテンがいる。大きな宴会の場合は、3 〜4 テーブルごとに、ヘッドウエーターがいて、サービススタッフとキャプテンとの間で連携をとりながらサービスを進める。
宴会サービスのスタッフは、正確性とスピード、段取り力といったスキルが必要とされる仕事だ。特に宴席のキャプテンともなると、上記のスキルに加え、時間通りに進行させて終了させることが求められるため、マネジメント力、リーダーシップといったスキルが必要だ。
また、急な変更依頼や思わぬアクシデントに臨機応変に対応できる力も求められる。

セールス&マーケティング部門

宴会、宿泊の販売、およびマーケティング分析、販売促進、PRを担当する。この部門は、外部との接触が多く、ホテル内での現場経験者や、他業種でのセールス、企画経験者も多い。一部のホテルでは、より積極的に売り上げを確保するために、セールス部門を宿泊、宴会の各部門に統合している場合も。

セールス(営業)

ホテルは建物を建てて開店していれば、黙っていてもお客さまがやってくると思っていないだろうか。ホテル数が少なかった昔ならいざ知らず、ホテルが乱立し、競争が激化している現在では、セールススタッフが外に出て営業活動をしなければならない。
セールススタッフは、ホテルの商品である「宿泊」、「料飲」、「宴会」を販売。カバンにはホテルのパンフレットや料金表、オリジナル営業ツールが詰まっていて、それを駆使して自社の魅力を伝える。ホテルという商品自体は持ち歩けないため、言葉とパンフレットだけでいかに相手に魅力を伝えられるかが鍵となる。
セールスの仕事は、新規顧客開拓と、過去に利用実績のあるクライアント対応に分かれる。ホテルを頻繁に利用してくれる顧客企業の総務担当者や、旅行のパッケージ商品に自社ホテルを扱ってくれる旅行代理店の担当者とは、どれだけ信頼関係が築けるかがポイントとなる。数千万円規模の宴会受注など、スケールの大きな仕事ができることも醍醐味だ。
ホテル全体を知る必要があるため、入社して2〜5年はサービスを経験し、その後セールススタッフになるケースが多い。
「ホテルに就職してサービスをしたかったのに営業はいやだ」と考える人もいるだろうが、ビジネス感覚を磨くには最適な職種。将来総支配人などのマネジメント職を目指すのであれば、経験しておくべき職種の一つである。

マーケティング

ホテルでいうマーケティングとは、最大限の利益を上げられるよう、市場調査や顧客分析をして適正な宿泊プランやフェア、イベントなどの商品を開発する仕事。
まず、ホテルの立地や特徴、お客さまの傾向、競合ホテルの現状、流行などの要素を分析。その結果から自社のターゲットを見極め、その客層に合った宿泊プランやフェアなどを、関係部署を巻き込みながら企画。広告担当者と連携して、企画した情報を広告やネットなどのメディアを通じて発信し、集客を図る。
昨今では、「ブランディング」といって、ホテルのブランド力を高める施策をとるところも増えている。企画作成の際に、ホテルのコンセプトに基づいているものかどうかをチェックし、ホテルのブランドイメージを守る。ブランドは、一定のクオリティーの商品を提供してもらえる安心感につながり、世に認知されれば、お客さまの期待と提供する商品のずれがなくなる。また、今まで利用がなかったお客さまの潜在的なニーズを掘り起こし、新規顧客の獲得を図ることもマーケティングの仕事。
特に不況下では、むやみに商品を作っても売れないので、マーケティングの腕が問われる。市場に求められる商品だけ販売できれば、ホテルにとっても販売効率が良い。無駄がない分、現場の負担を軽減し、サービスに注力させてくれる一流のマーケティングは、お客さまにもスタッフにとってもありがたい。

広報(PR)

PRは、パブリック・リレーションズの略。ホテルと世の中(パブリック)との良好な関係(リレーション)を築くことが仕事。
自社の魅力を世間の人々に幅広く知ってもらうために、テレビや新聞、雑誌、SNSといったメディアをフル活用し、宣伝をする。プレスリリースの発行、記者発表会の開催などで、マスコミの興味を喚起させ、様々な媒体で紹介してもらえる(「記事」を書いてもらえる)ように働きかけることが主な仕事である。
テレビドラマの舞台として使いたいといったリクエストがあれば、その許可を与えて準備を進めるのも広報の仕事になる。
マスコミからホテルに取材の依頼があると、広報担当者が対応し、取材の段取り、インタビューの立会い、記事のチェックなどを行う。
余談だが、ホテル業界就職ガイドでは何十社というホテルの広報担当者にお世話になっており、我々編集者とホテルの広報担当者のコミュニケーションによって記事のクオリティーが決まると言っても過言ではない。
ホテルのブランドコントロールも広報の仕事で、イメージを害するような情報がないかなどを厳しくチェックする。マスコミ対応の窓口を一本化し、ホテル側の意見が複数部門からバラつきがないようにするのも重要だ。
ホテルで事件が発生したりした場合は、マイナス情報の流布や風評被害を最小限に食い止める役割も果たすことになる。

管理部門

俗に言う「バックヤード」と言われる部門。ホテルも“企業” であり、裏側からオペレーションをサポートする管理部門なくして営業は成立しない。人事、総務、経理、施設管理などは、その分野の専門知識も必要となり、新入社員がすぐに配属されることはまれ。

総支配人

ホテルの総指揮官。一般には「GM(General Manager)」と呼ばれる。ホテルの運営に関する責任と権限を持つ事業執行責任者。経営理念や哲学を組織に深く浸透させ、目指すべきゴールを明示するのが仕事。複合型サービス産業とも言えるホテルでは、数十種の職業が混在するため、そのすべてを統制するリーダーの能力がネックとなる。
その使命は、利益・顧客満足・従業員満足の三つを高めること。利益については、GOP(ホテルの営業によって得た収入から、営業に必要な諸経費を差し引いた利益のこと。)の管理までが総支配人の管轄となる。GOPを最大限にすることで、ホテルのオーナーや投資家を満足させなければいけない。数字として結果を出すことが求められるため、とてもシビアな仕事だ。また、その一方で、顧客満足を高めるためのより良いサービスの追求、そして何よりホテルで働くスタッフ一人ひとりが持てる力をすべて発揮できるような仕組み作りをしなければならない。常に物事を多面的に捉え、最良の判断をする力が必要となる。
ホテルによっては、総支配人の補佐的役割として、副総支配人(AGM = Assistant General Manager)を置いているところも。トップを行く総支配人と、現場で売り上げを管理する各部門長の間に立ち、調整役として冷静な状況判断が求められる。

経営企画・開発

総支配人の立てた道筋を現実的な戦略に落とし込み、今後ホテルがどのように経営していくかを決定する部署。まさにホテルのブレイン的役割を担っている。
まずはマーケティング担当者が調査したデータをもとに市場を分析・予測。また、現在の数字から、ホテルが置かれた状況を的確に把握する。それを基に、総支配人や各部門の意見を取り入れ、中長期的な方向性を決定。こうして策定した戦略を全部門に浸透させ、計画に沿って遂行していく。
また、ホテルの新規開発計画などを練るのも仕事。新たに出店を検討する際には、その土地における市場性や採算性はもちろんのこと、業務面、システム面などを検討する調査(フィージビリティスタディという)を行い、本当に出店にメリットがあるのかどうかを判断する。
この仕事をするには、情報収集力や分析力に加え、不動産や財務の知識も必要とされる。判断を誤れば、ホテル全体の存続をも揺るがすことになるため、責任は重大だ。しかし、自分が作った計画が当たり、ホテルの業績が伸びたときには、なんとも言えない感慨深さもある。誰もができる仕事ではないが、ホテルをビジネスとして捉えている人にはこの上なくやりがいのある仕事だろう。
通常は総支配人の直下にあることが多い部署だが、チェーンホテルの場合には、本社機能の一部として置かれていることがほとんど。

人事

就活生がイメージする人事の仕事は「採用」に限られることが多い。しかし、会社説明会で学生を前にして語り、面接を担当したりするだけが仕事ではない。採用以外にスタッフの配属・異動の決定、評価、給与計算、研修の企画・実施など多岐にわたる。例えば、雇用者(ホテル側)が加入することになっている医療保険、年金保険などの社会保険の手続き、従業員の生活をサポートする福利厚生関係の業務、労働時間の管理も人事が担当している。
もちろん、ホテルのコンセプトと経営方針に沿った採用基準のもと、スタッフを雇い(採用)、その人の力を最大限に発揮できるような役割を与える(配置・異動)ことも、ホテルのカラーをつくっていく重要な仕事だ。
また、スタッフの潜在能力を最大限に引き出すために教育(研修)も行う。人事がオリジナルの研修プログラムをつくるホテルもある。同時に、個々の成長をサポートする「人材開発」だけでなく、会社全体のパフォーマンスを高める「組織開発」という視点も必要となる。
人事部長、人材開発部長ともなると、総支配人のパートナーとして同等の権限を持ち、人を育て動かす能力が必要になる重職だ。「労働集約型(大勢の人の労働力が価値となる)」の産業であるホテルでは“人こそが商品”。それゆえホテルの人材開発はメーカー企業で言うところの「商品開発」とも言えるだろう。

総務

総務の仕事は、一言で言うと“縁の下の力持ち”。スタッフが業務を進める上で必要なものを総じて用意する。つまり、総務にとってのお客さまはスタッフであり、皆が働きやすい職場環境を整えるのが仕事である。
総務の仕事は制服の手配、ロッカーや仮眠室の管理、スタッフの名刺の発注、デスク・椅子・キャビネット・電話などオフィスに必要な器材の発注や管理、文房具や新聞・雑誌の購入、取引先への中元・歳暮の手配、役員の秘書業務、ホテルが外部の企業と交わす契約書の管理、役所・保健所といった法的な手続きや、株主総会や株式公開に関する準備、全社的予算の管理、登記や訴訟関連などの法務関係の業務、帳簿や印鑑簿など重要書類の保管など多岐にわたる。
またホテルの総務ならではの業務としては、警察・消防、保健所と連絡をとる際の、窓口としての仕事もある。ホテルによっては、人事や経理の業務を含めて「総務」としているケースもある。人事担当者の名刺に、「総務部人事課」とあることも多いが、それは総務部の中に人事の仕事が属していることを指す。
必要なスキルとしては、まずパソコンや簡単な簿記の知識、商法をはじめとした法律の知識などがある。顧客の個人情報の管理がきちんとなされているかなど、社内の監査をするのも一般的には総務の役割なので、そういった詳細まで知らなければならない。

経理

ホテルもビジネス(商売)なので、スタッフが働き、お客さまに客室という空間、サービスや料理という価値を提供して、その対価として料金を受け取っている。そして、その売り上げ金額の中から従業員の給与や食材費、そのほかのランニングコスト(ホテルを運営するために日々必要なお金)を支払っている。
経理の仕事は一言で言うと、こうしたお金の流れを管理すること。経理の業務を大きく分けると、会計機能、財務機能、管理機能の3つになる。
会計機能は、経営活動の成果を記録し報告すること。宿泊、レストラン、宴会などから上がる伝票をチェックし、売り上げを日々集計し、給与を支払ったり、税金を納付する。財務機能は、資金調達、運用、財産の保全などを行う。そして管理機能は予算編成、経営分析などの業務である。
一般企業と違い、ホテルは24時間365日お金が動き続けているため、経理の徹底的な管理と各セクションとの綿密なコミュニケーションが欠かせない。
最終的には、ホテルの価値を示す財務諸表の作成にも関わるため、1円でも数字が異なれば、原因を追究する几帳面さが必要だ。
ホテルのどのセクションが儲かっていて、どこが儲かっていないのか、それはなぜかという分析もできるため、ビジネスの勉強をしたいのであれば経験すると面白い仕事だろう。

施設管理

ホテルの「資産」であり「商品」であるハード(建物など)を管理する。家具が壊れていないか、問題のある設備(空調・電気や防災施設など)はないかをチェックし、ホテルの内外装を日々ベストな状態に保つのが仕事。
電球など客室の備品の交換などはもちろん、レストランの冷蔵庫などお客さまに見えない部分の修繕も、施設管理担当者が行う。
施設管理の業務を大別すると、設備管理、清掃管理、保安管理の3つに分けられ、その各業務に関連する事務的な仕事として、さらに総括管理がある。
設備管理は各種設備の運転・保守点検を行う仕事で、電気、空調、給排水、エレベーター、駐車場、防災設備のほか、プールなどのスポーツ施設まで含まれる。清掃管理は環境衛生に関わる清掃と、廃棄物の処理など。保安管理はホテル内の各施設の秩序維持、防災・防犯のための巡回や点検のことを指す。また、それらに関連する総括管理として、帳票類の管理、工事見積りや契約事務、許認可申請や諸届けなどの業務がある。
要は、ホテルの施設・設備を、清潔・快適・安全な状態に維持するのが、施設管理の役割である。リノベーションを行うホテルも増えているが、そんなときには施設管理が中長期での計画を立て、いくら掛けてどのように進めていくかを決定している。

購買

ホテルには、様々な機能がある。フルサービス(レストランやバー、宴会場を付帯したホテル)のホテルには、客室、レストラン、バー、宴会場などがあり、当然ながらそこでは多種多彩な備品や食材を使用する。その2〜3万点といわれる無数のアイテムを一手に発注・管理するのが購買の仕事だ。
購買は、ホテルによっては「用度」「調達」と呼ばれ、また外資系ホテルでは「パーチェシング」とか「マテリアル」と呼ばれる。
肉や魚から、トイレットペーパー、ボールペン、シャンプーなどのアメニティーにいたるまで、館内のあらゆる備品を把握し、適正価格で仕入れなくてはならないため、あらゆるジャンルの製品の知識が必要になってくる。
仕入れる製品の選定は、食材はシェフと、ワインはソムリエと、アメニティーなどの備品関係は宿泊部門と相談し決定する。また、レストランで新メニューをつくる際には、調理部門とともに原価を割り出し、きちんと利益が上がるかを確認する。
外部の取引先とのやりとりで、良い品をできるだけ安く仕入れるネゴシエーション能力と、その価格で仕入れるべきかを判断するビジネスセンスを兼ね備えることが求められる。調達品の在庫管理も受け持つため、購買責任者には相当に幅広い視野が求められる。

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