食べるお宿 浜の湯【ホテル業界就職ガイド 特集】 | HOTERES新卒情報 2025

食べるお宿 浜の湯
特集

『旅館』という文化を体現する宿を目指して、常に『本物』を提供する
静岡県東部、緑部深い伊豆半島の稲取温泉に位置する「浜の湯」は、「食べるお宿」をコンセプトに、多彩なタイプの客室と16 ものお風呂を備える。
1 人の客室係が到着から旅立ちまで専任で付く完全担当制という昔ながらの旅館スタイルのもと、一人ひとりのスタッフが“お客さまの喜びと感動は、自分たちの喜びと感動なのだ” と心から信じて、それを肌で感じながら浜の湯らしくこだわり抜いたおもてなしを日々提供している。


食べるお宿 浜の湯についてご紹介します!
株式会社ホテルはまのゆ
接客管理マネージャー
人事チーム マネージャー 大門 一朗さん

色んなことにチャレンジできる、和気あいあいとした環境です
私たち浜の湯は、「旅館という日本の伝統文化を継承し、世界に誇れる本物のおもてなしを通して、お客さまの豊かな人生と休息に寄与します」という企業理念を掲げ日々業務に励んでいるのですが、若いスタッフが多く活躍しており、お客さまに喜んでもらえるように社員全員が和気あいあいとした空気感の中、新入社員、中堅社員を問わず新しいことにチャレンジできる環境があります。
そのおかげで食べるお宿としてご好評いただいていることで、お客さまに満足していただく料理という揺るがない土台のもと、さまざまなことにチャレンジできる環境を整えられています。

特にお客さまに喜んでもらいたいという最終的なゴールをどの社員も同じく持っており、アプローチ方法が人それぞれで異なっていても皆が同じベクトルに向かっているため、お互いに寄り添い合い協力して最終的に形にしていくことができる職場環境です。
私は大学時代プログラミングを専攻していたこともあり、旅館の効率化という部分でマクロ(さまざまな処理を自動化する機能)を作成したりと、接客とは直接関係のないスキルも存分に活かしてやりたいことをやらせてもらっています。


日本文化の象徴そのものである旅館で働く
私たち浜の湯は、お出迎えからお見送りまで1 人の客室係が担当する完全担当制で、食事はお部屋出し、そしてお客さまについての情報を何でも書いてよい「顧客カルテ」の3 つを使っておもてなしをしています。
特に顧客カルテは次回いらした際に活かすためのシステムで、絶対戻ってくるからという意識のもとリピートを見据えて準備をしています。お客さまの好みや接客時に記憶に残った会話、右利きか左利きかといった、お客さまが次にいらしたときに「そんなことまで覚えてくれていたの」と思っていただけるような細かいところまで、各担当者がカルテにペンを走らせています。このカルテがあることで、旅行の目的がお風呂でも食事でもなく、接客した仲居に会いにくる、お話しにくるというお客さまがこれまでにも多くいらっしゃいました。

このようなサービス力の向上に挑戦するために、新入社員に関しては入社してから大体1 か月を通して研修をおこない、その後最終的なテストをしてから独り立ちするといった形をとっています。
また、その後もそれぞれが培ったノウハウを社内で繋いでいったり、シフトを1 か月まるまる出すことでみんなが休みに合わせて予定を組めるようにしたりと、現場の声をすくい上げ積極的に反映させて働きやすい環境になるように取り組んでいます。


求める人材要件
浜の湯では、本気でお客さまへのおもてなしがしたい人を求めています。おもてなしと一言で言ってもそれぞれが考えるおもてなしは違ってくると思いますが、最終的なところはお客さまに「また来るよ」って思ってもらうことを目指していてます。なので、お話しするのが好き、接客が好き、といった“好き” だけでは、つらいことがあったときに、つらいが打ち勝ってなかなか続かないと思います。常に相手の立場に立って物事を考えられる、人に喜ばれることに一生懸命になれる、本気でおもてなしをしたいと思ってくれている方を求めています。

また、どんな仕事にも当てはまると思いますが、前向きな人、そして対応力の高い人も旅館の仕事に向いていると思います。お客さまからの質問やクレームに対して、自分で判断して、お客さまにとっていちばん良い解決法を実行する。お客さまと顔と顔を合わせている分、対応力っていうのは必要です。旅館の価値は、料理や施設はもちろんですが、人に大きく左右されると思います。人と人の関わりを通してその旅館の価値を日本全国に再認識してもらい、私たちが業界全体を盛り上げたいと思っています。


株式会社ホテルはまのゆ 会社概要

施設名 伊豆稲取温泉 食べるお宿 浜の湯
所在地 〒413-0411 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1017
ホームページ https://www.izu-hamanoyu.co.jp/
採用サイト マイナビ2025

若手スタッフインタビュー
旅館で働くってぶっちゃけどうなの?

―― 暮らしの部分で不便に思うこと、来てよかったと思うところを聞きたいです。

鈴木 お店とかチェーン店が少ないのは不便ですね。少し遠くのららぽーとまで行くかAmazonで買い物しています。
でもここは本当に空気が綺麗で、2年間だけ東京に住んでたんですけど、絶対東京には戻れないなって思います。

長谷川 電車の本数が少ないので車を持ってないと出かけられないことです。バスもないし、自転車も持ってこないとありません。
引っ越してきた当初は車もなくて、駆けずり回ってました( 笑)今は車があるので、休日はそれで伊東の方に行 ったり沼津のららぽーとに行ったりしています。
ただ自然が本当に豊かなので、自然とか海が好きな人はすごく気にいると思います。社員寮が海の目の前にあるので、部屋からの景色が最高です!
あとは人があたたかくて、親戚のおじちゃんおばちゃんがいっぱいいる感じです。出勤する時もおはようって毎日声掛けてくれるんですよ。

山口 お店閉まるのが早いなって思います。ローカル感あって結構好きなんですけど、仕事終わりに飲みに行ったりできないのが少し寂しいなって思います。
逆に良かったことは、やっぱり海を目の前に仕事ができるところと、星がすごく綺麗に見えるところです。
街灯が多くない分、仕事終わりに空を見上げるだけで星を見ながら散歩ができて、それでリフレッシュできたりします。
自然に助けられることが結構あるのが、ここにきて良かったなって思うところです。

―― 入社前と現在のギャップはありましたか?

鈴木 お客さまの見えていないところでこんなに走り回ると思ってませんでした。
1日に2組や3組のお客様を担当するんですが、お部屋ごとにお料理を運ぶのでとっても忙しくて、
ドアの前で息を整えて何もなかったかのようにお部屋に入ったりします(笑)

長谷川 完全担当制の大変さは聞くのと自分がするのとでは大違いで、働いてから分かりました。
チェックインからチェックアウトまでなので日を跨ぐんですけど、1日が半分ずつ分かれて2日間かけておもてなしするのが不思議だなと思いました。
でも大変だけど、次の日のお迎えまで担当することこそがやりがいにつながっていると思います。
「本当ありがとうね、また来るからね。」って言葉をお客さまからもらえるのが1番最後のお見送りの時なので、そこまではやりたいです。

山口 思ってた以上に色々な人が協力して動いていて、完全担当制とはいえ私たち客室係が最前線に立つために裏で色々助けてくれてる人たちがいるっていうのを、
入社してからちゃんと理解できるようになりました。
洗い物をしてくださる方だったり、お客さまがチェックアウトされてからお部屋の片付けを手伝ってくださる方だったり、
施設の設備やお風呂の管理をしてくださる方だったり、あげたらもっとあるんですけど、
それだけ色々な部署の方々の協力の上に成り立っているんだなって日々思います。

―― みなさんが感じている旅館で働くのに向いている人の特徴は何かありますか?

長谷川 とにかく話すのが好きな人がいいと思います。お客さまも人としゃべるのが楽しくてっていうのを感じ取ってくれる人が結構多いので、「今喋っててすごく楽しいよ」っていうのが表に出るのがお客さまから「じゃあ次もあなたに」って思ってもらえる大きな理由なのかなって思います。

鈴木 自分のことより人に何かしてあげたい気持ちが強い人だと思います。普段から自分にはお金使わないけど人にはお金使うとか。

山口 向上心をちゃんと持っている人かなと思います。それこそ私は旅館文化のこととか全然知らないままここに飛び込んできているんですけど、日本の和食だったり着付けだったり、どんどん知ろうとしていかなきゃいけない世界なので、探究心をちゃんと持ってる人は向いていると思います。
現場に出て覚えるみたいなことがほとんどで、自分で知識を取り入れにいかないとなかなか自分でも成長できない場だと思うので、前向きに頑張ろうと思える人は旅館に合っているんじゃないかなと思います。

―― 浜の湯で働く魅力や好きなところを教えてください。

長谷川 私はここを大きな第2の家だと思っているんですけど、会社の人たちが本当に心強くて、やっぱり経験してるから何かあった時に分かって くれるし、悩んでる時に私もそんなことあったよって言って相談乗ってくれたりするのが会社で1番好きなところです。
あと何かあった時も近くに知ってる人が住んでいるっていう安心感があったりします。実家も大好きなんですけど、先輩 たちが本当にあったかくて実家と同じぐらいここが好きです。

鈴木 浜の湯を作ってくださった社長が好きです。ここで働けなかったら本当に何をしてたんだろうとかどんな幸せを感じて生きてたんだろうって思います。何年も考えてこの形で接客できるお宿を作ってくれて本当に感謝でいっぱいですし、皆さんお客さまを第一に考えていて、社長が1番お客さまのことを大事に考えてここを作ってくれているので、そんな社長の元で働けて幸せです。
あとは私たちに1対1で面と向かって何が辛いとか色々と聞いてくださるので、話しやすいです。最近面談の制度が新しくできたんですが、それがなくても言いやすい環境です。

山口 お客さまとこんなに近くで触れられるこの仕事がとても好きで、お食事を出したりというのが基本ではあるんですけど、お客さまに合わせてこの人にはこういう風にもっとしてあげたいなとか、そんな風に自分が思ったことをお客さまに対してどんどんしてあげられる、その仕事自体が私はとても好きです。それは浜の湯のこのやり方だからできることだとはずっと思っています。
あとはここで働いている人たちも私はすごく好きです。こうやって私が働けているのも、同期も先輩も後輩も他の部署の方も本当にあったかい人たちがいるからで、ここのみんなの人柄がすごく好きです。


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